糸魚川市火事で火元と言われている中華料理店に賠償できるのか?火災保険で払ってもらえるか

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糸魚川市の火災で、被害家屋は156棟、焼失面積は4万平方メートルに
及んだことが調査結果でわかりました。

当時、最大瞬間風速が24.2メートルを観測するなど、延焼を起こす原因が解明されました。

しかし、原因が特定されたところで火元だと言われている

中華料理店に対する風当たりや延焼で自宅を消失した住民の生活を考えると

けして他人事ではないような気がします。

この火災で賠償金はもらえるのか?

火災保険は適用できるのか?

元保険屋の見地から勝手に書きなぐってみました。


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糸魚川市の大規模火災の原因と言われている◯◯とは?

今回大規模火災が起きた糸魚川市には、空気が乾燥して気温が上昇する「フェーン現象」が起きたと思われます。

フェーン現象(フェーンげんしょう、英語: foehn phenomena)とは、

山の斜面にあたったのちに山を越え、

暖かくて乾いた下降気流となった風によって

その付近の気温が上がる現象のこと

(Wikipediaより)

山火事が延焼する原因として「フェーン現象」が有名です。

私が住んでいた近くに『県民の森』という、景観がいい散歩コースがありました。

この山は良く山火事を起こすことで有名でしたが、

昭和58年4月27日には、3000ヘクタール以上の山林が焼失する

山火事が起きたこともあります。

その火の粉は私が住んでいた住宅にも降り注ぎ、

『家が燃える!』と恐怖を感じました。

その時、脳裏をよぎったのは「火事になった場合、賠償は?火災保険は?」でした。

もし、あなたの自宅が火元だったら?

あなたの自宅は延焼に巻き込まれたら?

少しでもそんな不安を解消して欲しくて火災保険の詳しい話をしますね。

火元に賠償請求することができる?それ本当・・・

糸魚川市の火災で火元だと言われているのが『中華料理店』です。

そこから火災の連鎖が始まり、出火から30時間後にようやく鎮火しました。

この火災で144棟に延焼し、120棟が全焼となりました。

『火元の賠償』

火災が一度起きると、今回のような広い地域まで延焼が起きることがあります。

そこで、火元に損害賠償を負わせるのは「酷(こく」だということで

「失火ノ責任ニ関スル法律(失火責任法)」が適応されます。

火元になった中華料理店も全焼していますし、日本家屋は木造造りが多いことから

延焼した場合、個個の損害は個々で解消する法律があるのです。

失火ノ責任ニ関スル法律(失火責任法)

民法第七百九条ノ規定ハ失火ノ場合ニハ之ヲ適用セス但シ
失火者ニ重大ナル過失アリタルトキハ此ノ限ニ在ラス

法律用語は難しいので何が書いてあるのか「???」

失火責任法によって「重大な過失」がなければ損害賠償責任を負う必要がありません。

『重大な過失とは』

「重大な過失」とは例えば、

・ ガスコンロに天ぷら油の鍋をかけて加熱中、電話・訪問者が来て離れた

・ 寝タバコしていてそのまま寝てしまった

などです。

「重大な過失」に相当するかどうかは、個々の火災事故ごとで判別されます。

つまり、火元に賠償請求ができなとなると、

あなたの家(財産)を守るにはあなた自身で考えること、ということです。


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もらい火(延焼)で火災保険は使えるのか?

火災保険には、2種類あるのは知っていましたか?

一般的な火災保険、融資を利用した時の特約火災保険です。

「銀行などから融資を受けて家を購入した場合」

・ 火災保険の加入が必要です。

(損害保険会社などが出している火災保険)

「住宅金融支援機構から融資を受けて家を購入した場合」

・ 住宅金融支援機構特約火災保険

・ 住宅金融支援機構特約地震保険

これらの保険に加入できるのは、、住宅金融支援機構の融資を利用した人限定

保険料は断然特約火災保険のほうが安いです。

特約火災保険には、質権設定がされます。

これは万が一に火事で家が全焼した場合、その保険金は住宅ローンの支払いに回ることを意味します。

火災保険の保険料の計算には、建物の構造など計算に必要なものがあるので

詳しくは、住宅金融支援機構火災保険・地震保険幹事会社『損保ジャパン日本興亜』まで

一般的な火災保険は、各保険会社で見積もりを取ってくれます。

ここで注意するのは、家の火災保険と同時に家財にも保険をかけておくことです。

なぜなら、家が全焼になった時、ローンが残っていれば、保険金はローンに補てんされます。

残ったお金で再建するまで持たせのは結構難しいのです。

そこで、家財保険に加入していれば、全額を再建の足しに使えます。

なので、火災保険と地震保険、家財保険はセットで加入することが得策です。

ま と め

糸魚川市の大規模火災で一番気の毒なのが「中華料理店の店主」

これだけの大規模の火災原因で、心中穏やかでは入られません。

それにこの地域に長く住んでいたので、昔からの友人や知人もいたことでしょう。

その人々から何を言われるのか?

それを考えただけで、平常心じゃいられないです。

延焼先で被害にあった人たちには、一刻も早い復旧をお祈りしています。

こんな時、住宅火災保険・家財保険は役に立つのです。

あなたの地域は大丈夫かもしれませんが、万が一のことを考え

保険に加入し、リスク回避をしてください。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

少しでも健康にお金に不安がない暮らしを送るお役に立てば嬉しいです。


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