地震保険金額が改定され値上げされる、火災保険だけでは補償されませんよ

Pocket

東日本大震災後、全国で大規模な地震が発生しています。

4月14日には熊本地方で最大震度7の地震が発生。

また福島県沖を震源とする地震では、津波が発生。

12月28日には茨城県高萩市で震度6弱の地震が発生しました。

地震は何時発生するのか?が予測つきません。

なので、私たち自身で対策を打っておかなければいけません。

その影響から、地震保険が値上がりします。

地震保険は、本当に必要なのか?

地震保険が必要なわけを事細かく解説してみました。


<スポンサードリンク>




糸魚川市の大規模火災では火災保険が使えるのか?

糸魚川市の大規模火災では、「被害家屋156棟・焼失面積は4万平方メートル」と報道されています。

自分は大丈夫!と思っても延焼で、自宅を火事で失うこともある、ということを

改めて思い知ったことと思います。

しかし、火元に損害賠償を期待することができません。

これは、「失火の責任に関する法律」(明治三十二年法律第四十号)によって

火元の賠償責任が免除されるからです。

で、自宅を復建する手立ては「火災保険」しかありません。

『火災保険の補償内容』

火災保険で補償されるのは、「建物」そして「家財」です。

ここで注意してほしいのは、「建物」と「家財」に別々に契約しなくてはいけないのです。

火災保険に加入しているのが、「建物」だけの場合だと家財は含まれません。

「建物の補償範囲」

家本体はもちろん、門、塀、垣、物置、車庫その他の付属建物が対象になります。

「家財の補償範囲」

畳、建具その他の従物、電気、ガス、冷暖房設備その他の付属設備

ただし、高額な宝石や骨董品などは別途明記する必要があります。

※ 補償範囲は保険会社によってまちまちです。詳しくは各保険会社にお問い合わせください

なので、糸魚川市で起きた火災に対応できる保険は「火災保険・建物」「火災保険・家財」です。

もし、地震が原因でこのような大規模災害が起きた場合、

火災保険が使えないのは知っていましたか?

地震で燃えた火災は火災保険の補償外

糸魚川市のように火元からの延焼で被害にあった場合は

「火災保険」で払ってくれます。

しかし、3・11や熊本県大地震のように「地震」が原因の火災や崩壊・津波で

自宅を失った場合、火災保険は役にたちません。

つまり、火災保険に付帯する「地震保険」に入っていなければ補償されない、ということです。

『地震保険について』

地震保険は、1964年の新潟地震をきっかけに1966年に作られた「地震保険に関する法律」で、

被災者の生活の早期復旧を目的として国(政府)と損害保険会社が運営している保険です。

しかし、3・11のような大規模災害が起きるのは地震です。

地震被害

当然、支払い額も多額になるので、支払い総額に上限を決めています。

2016年現在で、7兆円が支払い総額の上限になっています。

つまり、延焼や寝タバコで起きた火災=火災保険が使えるが

地震が原因の火災・津波・崩壊=地震保険でしか補償されない、ということです。

「注意」
・ 地震保険単独での加入はできません。

・ 地震保険の保険金額は、契約時の火災保険の保険金額の30〜50%の範囲内です。

・ 上限は建物5,000万円、家財1,000万円が限度となります。


<スポンサードリンク>




二重ローンの苦しみ

今回地震保険の保険料の改定があり、2017年1月以降に段階を経て値上げされます。

日本全国が対象になるわけではなく、地震が発生する確率から計算され

およそ8割の都道府県で値上げされることになりました。

保険料の改定が3回予想されていますが、今回はその1回目になります。

「本当に地震保険は必要なのか?」

念願のマイホームを手にいれたとたん、地震で崩壊してしまった。

もし、地震保険に入っていなければ、修繕費用は実費になり、

住宅ローンと合わせて支払うようになります。

地震保険に入っていれば修繕費用を出すことができます。

私は3・11をまじかで経験したことから、言えることは

『保険がリスクを小さくしてくれる』

もし、自宅が流されたら、まず安心して寝る場所の確保が先決です。

地震保険は建物の損害を全額負担してくれるわけではありませんが、

アパートを借りる足しになりますし、住宅ローンの支払に当てることもできます。

大切なものを守るためにも、火災保険とセットで地震保険に入っていることが大切です。

ま と め

地震保険がそれ単体では加入することができません。

火災保険が主契約であることが前提で地震保険に入ることができます。

住宅金融支援機構から借りてマイホームを手にいれた人は

「住宅金融支援機構特約火災保険特約地震保険」が安くていいです。

ローンを完済した人には、「共済」などの火災保険がオススメです。

共済では、地震保険を別に加入する必要がなく、

火災保険の補償内容に地震も含まれることが多いです。

まず、あなた自身がかけている火災保険・地震保険の契約内容を確認し

もし、不足しているのなら補償をあげることも考えてください。

また、過剰にかけているのなら、減額することも必要です。

詳しくは保険代理店や共済・保険会社などにお聞きしてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

少しでもお役に立てば嬉しいです。

出典

・ 住宅金融支援機構特約火災保険特約地震保険

・ 教えて地震保険(損保ジャパン日本興亜)


<スポンサードリンク>




Pocket

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ