リオ女子卓球団体、福原・石川・伊藤無念の3位決定戦へ
リオ女子卓球団体準決勝は、8月15日4時間を超える熱戦の末、3位決定戦でメダルをかける
準決勝は、「シングル」「シングル」「ダブルス」「シングル」「シングル」でチーム一丸で戦う。
第5試合、決勝戦に進むためには福原愛選手が苦手とするカットマン「イン・ハン」を破る必要がある。
最後まで目を離せない試合展開、第5試合、第5ゲームまでもつれ込む。
卓球女子団体、「試合結果:日本:2-3:ドイツ」で決勝進出ならず
2大会連続メダルを懸け3位決定戦へ
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リオ卓球女子団体準決勝第1試合
『女子卓球団体準決勝試合結果』
『第1試合 伊藤美誠(9位)vs.ペトリサ・ソルヤ(15位)』
・ 第1ゲーム
伊藤美誠選手は、序盤からドイツのエース・ソルヤを圧倒する。
オリンピック初とは思えない15歳、落ち着いた試合展開で11-5の1ポイント先取
・ 第2ゲーム
伊藤美誠選手のミスが目立つ第2ゲームでは、あっけなく4-11でこのゲームを落とす。
・ 第3ゲーム
序盤は、第2ゲームの流れのまま2-5となり、そこから反撃開始。
最後は、11-8でこのゲームを守り切った。
・ 第4ゲーム
ラリーが続き左右に振られる伊藤美誠選手は、流れを作る間もなく6-11でこのゲームを落とす。
これでゲームカウント2-2となり第5ゲームに
・ 第5ゲーム
勝敗をかけたファイナルでは、序盤から伊藤美誠選手が流れを作る。
フォアから強烈なスマッシュで9-3とリード。
しかし、最後はバックハンドで返した球がオーバーし試合を落とす。
『第1試合結果』
選手名・得点・結果・選手名
伊藤美誠(9位):2ー3:ペトリサ・ソルヤ(15位)
・ 11- – – – -5
・ 4- – – – -11
・ 11- – – – -6
・ 6- – – – -11
・ 10- – – – -11
リオ卓球女子団体準決勝第2試合
『第2試合 石川佳純(6位)vs.イン・ハン(7位)』
・ 第1ゲーム
石川佳純選手はカットが得意なイン・ハン選手に流れを作られ、2-7と大きくリードされる
中盤では、3連続ポイントなどを奪う攻防を見せたが、最後は粘り負けで6-11で第1ゲームを落とすことに。
・ 第2ゲーム
序盤から0-4でリードされ、この流れを崩せないまま、最後は石川佳純選手のスマッシュがオーバーし、2失点となる
・ 第3ゲーム
崖っぷちに立たされた石川佳純選手だが、4連続ポイントで5-1とこのゲームの流れを作る。
このまま逃げ切り11-6とし、1対2とする。
・ 第4ゲーム
第3ゲームの良い流れのまま、3-1とリードしそのまま逃げ切り11-6のゲームカウント2-2とする。
・ 第5ゲーム
どうしてもこのゲームは取っておきたい石川佳純選手は、3-1と流れを作ったまま、11-8でゲーム終了。
これで対戦成績1-1のする。
『第2試合結果』
選手名- – – -得点・結果- – – -選手名
石川佳純(6位)3: – 2:イン・ハン(7位)
・ 6 - 11
・ 9 - 11
・ 11 - 6
・ 11 - 6
・ 11 - 8
リオ卓球女子団体準決勝第3試合
『第3試合 福原愛、伊藤美誠vs.シャオナ・シャン、ペトリサ・ソルヤ』
第3試合はダブルスで日本は福原愛・伊藤美誠のダブルエースペアで臨む。
・ 第1ゲーム
序盤からシャン・ソルヤ組にリードを奪われ5-10と流れを変えらないまま、6-11でこのゲームを落とす。
・ 第2ゲーム
中盤から流れは日本へ。
5-8とリードを取られたが中盤では8-8の同点に。
そのまま、福原のスマッシュが決まり12-10で福原・伊藤ペアが1対1とする。
・ 第3ゲーム
良い流れのまま、5-1とし、11-7で2対1とする。
・ 第4ゲーム
第3ゲームのまま行くか!と思ったが、シャン・ソルヤペアも執念で追いつき、最後は9-11で2対2の同点に。
・ 第5ゲーム
ダブルス最後の試合は、序盤からリードを許し、逆転もできないまま7-11で終わる。
後がないことが裏目に出たのか、福原・伊藤ペアは焦りからか流れを引き戻せず相手に4連続ポイントを与えてしまう。
これで、1対2の日本勢にはあとがなくなった。
『第3試合結果』
選手名- – -得点・結果- – – -選手名
福原 愛(8位) シャオナ・シャン(21位)
伊藤美誠(9位):2 – 3:ペトリサ・ソルヤ(15位)
・ 6- – – – -11
・ 12- – – – -10
・ 11- – – – -7
・ 9- – – – -11
・ 7- – – – -11
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リオ卓球女子団体準決勝第4試合
『第4試合 石川佳純(6位)vs.シャオナ・シャン(21位)』
・ 第1ゲーム
序盤から流れを作った石川佳純選手は、相手にミスをさせるほど圧倒的な強さみせ、10連続ポイントとる。
そのまま、11-2でまずは1勝を手にする。
・ 第2ゲーム
第1ゲームの流れのまま、第1ゲームに突入!
中盤では一瞬危ない場面でデュースに持ち越したが、最後は得意のフォアが決まり13-11で2勝目をあげる。
・ 第3ゲーム
流れは一気に石川佳純選手へ。
途中、相手に6連続ポイントを奪われ、このまま終わるのか、と思ったが石川も5連続ポイントで波に乗る。
決戦はデュースになるが、安定した石川佳純選手が粘りに粘って14-11とし、対戦成績2-2のドローへ。
残るファイナルは、『福原愛選手』に委ねられることに
『第4試合結果』
選手名- – 得点・結果- – 選手名
石川佳純(9位):3- – 0:シャオナ・シャン(21位)
・ 11- – – – – 2
・ 13- – – – – 11
・ 14- – – – – 12
リオ卓球女子団体準決勝、後がない福原愛
最終ゲームにもつれ込んだ卓球女子団体戦の行方は、エース福原愛に!
対戦相手のイン・ハンはカットが得意な選手のため、苦戦することが予想される。
『第5試合 福原愛(8位)vs.イン・ハン(7位)』
・ 第1ゲーム
エースの貫禄か福原愛選手は、カットマン相手でも粘りを見せ優位に試合を進め11-7で1ゲーム先取。
残り2ゲームをとれば、決勝戦進出確定
・ 第2ゲーム
しかし、そう簡単にはゲームは進めなかった。
福原愛選手はカットマン対戦は十分にしてきているはずだが、ミスを連発してしまう。
9-11とされ1対1に
・ 第3ゲーム
第2ゲームの流れを変えることができずにリードを許してしまう。
4-11の1対2にされ、もう日本勢には後がなくなってしまった。
・ 第4ゲーム
決勝戦に行けるかどうかの瀬戸際に立たされた福原愛選手は、ここで流れを変えることができた。
本来の愛ちゃんの実力が発揮!粘りに粘りを見せ11-6のゲームカウント2-2とする。
・ 第5ゲーム
第5ゲームが全てを決める!
第4ゲームの勢に乗りたい福原愛選手は、序盤に3ポイント連取されてしまう。
その後一気に6連続ポイントを決め、望みはまだ失っていない。
しかし、不運にも最後は、卓球台のエッジに球が当たり、それで試合が終わった。
これで、日本は決勝進出を逃してしまった。
『第5試合結果』
選手名- – -得点・結果- – -選手名
福原愛(8位):2- – – -3:イン・ハン(7位)
・ 11- – – – -7
・ 9 – – – – -11
・ 4 – – – – -11
・ 11 – – – – 6
・ 9 – – – – -11
ま と め
卓球女子シングルに続き、団体戦でも3位決定戦で勝敗を決める福原愛選手。
団体戦最後は「エッジボール」であえなく終わったことが相当悔しかったのか、審判にジャッジを求める姿も。
しかし、認められないことで日本勢は、8月17日の3位決定戦に。
対戦する相手は8月16日の準決勝「中国vsシンガポール」の勝者と戦うことに。
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