栄養不足は皮膚の異常やめまい、頭痛などの症状が起きる
あなたは栄養が足りていると自負できますか?
しかし、忙しい現代人ほど栄養不足が起きているのです。
大人が栄養不足だと、その子供も栄養不足になる可能性があること知っていますか。
なぜなら、親と同じものを食べているからです。
ものが溢れている現代社会で、なぜ栄養不足になってしまうのか?
栄養不足の本当の原因と改善策を見ていきましょう。
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肥満でも栄養不足になる原因だとしたら?
食べることは空腹を満たすことはもちろんですが、それ以上に大切なのが、栄養です。
例えば、ポテトチップスをたくさん食べるとお腹は満たされます。
しかし、栄養面を考えれば栄養不足になり、病気になってしまいます。
そして、偏った食事をしているのも栄養不足になってしまいます。
『栄養不足の症状』
1:体脂肪の減少・・・外見
栄養失調になると、体や内臓、脳は活動するため、エネルギーを脂肪から補充し始めます。
その結果、体重。体脂肪が減っていきます。
大人でも体重が半減してしまいますが、子供ならそもそも体脂肪が少ないため半減以上減ってしまう可能性があります。
「外見の変化」
・ 骨が浮き出る
・ 肌の乾燥
・ 皮膚に張りがなくなる
・ 頬がこける
・ 目がくぼんで見える
・ おなかがふくれる
・ 髪が薄くなり、乾燥する
・ 目がうつろになる
・ 髪が抜けやすくなる
・ 顔がむくむ
「体力の低下」
・ 消化不良になる
・ 腸機能が低下し下痢を起こす
・ 血圧の低下
・ 脱水症状
・ 体力・気力を失う
・ 眠くなる
・ めまい
体力がなくなることで、食べる意欲もなくなっていきます。
これが悪循環を招き病気の回復の遅れや感染症になることもあります。
2:発達障害
発達途中の子供が栄養不足になると、脳に栄養がいかなくなり、知能の発達に影響を及ぼす可能性があります。
また、同い年の子供と比べて小さいなど、身体的発達が遅くなります。
他にも、一生、障害が残る可能性もあります。
3:死
栄養不足になると、身体・知能が成長しないばかりか、免疫力が低下してしまいます。
その結果、感染症にかかりやすくなります。
そして、栄養不足が長期間続くことで、肝不全、心不全、呼吸器不全などの病気を発症する可能性もあります。
栄養不足は◯◯の食べ過ぎ・飲み過ぎが原因だとしたら
栄養不足の原因は食べ物がない地域なら分かりますが、物あまり日本で「栄養不足」になる、のは不思議に思うかもしれませんね。
食べ物に困らなくても、栄養不足になることがあるのです。
1:偏食
偏った食事は、身体に必要な栄養を補うことができなくなる可能性があります。
体を動かすために必要なエネルギー源「炭水化物」「タンパク質」「脂質」は3大栄養素です。
例えば、野菜中心の食生活をしていると、3大栄養素を摂ることができません。
カロリーオーバーだとデブになる、極端なカロリー制限をすると痩せる、といった間違ったイメージが栄養不足をまねきます。
つまり、炭水化物ダイエットや脂質制限ダイエットなどのように制限することが栄養不足を招く偏食なのです。
2:病気や薬の影響
・ 消化器系の病気
・ 鬱病などの精神的病気
・ 慢性的下痢
病気になると食欲が落ちます。
そして、病気の治療で薬を飲むことで栄養不足を起こすこともあります。
例えば、「高血圧」「心不全」「ガン」などの治療に使われる薬は、食欲を低下させると言われています。
3:お酒やビールなどアルコールの飲み過ぎ
アルコールを大量に飲むことで、肝臓や膵臓障害を起こす可能性があります。
その結果、栄養の吸収が悪くなってしまいます。
そして、勘違いしやすいのが「ビールのカロリーは高い」が肥満のなる原因だと思い込んでいる人です。
ビールはカロリーはあっても栄養価は全くありません。
それに、アルコールとおかずだけというように、偏食気味になることで栄養不足になってしまいます。
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今日からすぐできる栄養不足の改善方法
あなたの髪や爪を作っているのは、タンパク質です。
また、ビタミンCが不足すると、風邪をひきやすくなります。
他には、新鮮な酸素を全身に鉄分は不足すると、めまいや頭痛の原因になります。
ということは、栄養不足を改善するには、食生活を変えなくてはいけないのです。
『人間が健康で生き生きと生きていくための栄養素』
・ 水
食べのもが体に必要な栄養素に分解するのに必要なのが「水」です。
一般的に成人が1日に2〜3Lの水分を体の外に出していると言われています。
なので、最低でも出した水の補給が必要です。
・ 炭水化物(糖質)
炭水化物は、消化・吸収できる「糖質」と、消化できない「食物繊維」に分けることができます。
糖質は体を動かす主なエネルギー源で総エネルギーの約6割を占めます。
ブドウ糖は脳・神経に対する唯一のエネルギー源です。
・ タンパク質
たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪の毛など様々な部位を作っている栄養素です。
主にアミノ酸からできていて、体内で合成できない9種類を「必須アミノ酸」です。
・ 脂質
脂質は体を動かすエネルギー源です。
他には、細胞膜や血液、ホルモンの素となり、不足すると発育不良や健康に影響が出ます。
・ ビタミン
ビタミンは、生理的なこと(体温調整、疲労回復、免疫力、老化防止)に必要な栄養素です。
しかし、ビタミンは人間の体では作ることができません。
なので、食べ物から取りつづけなくてはいけません。
・ ミネラル
ミネラルは、カルシウム、鉄、ナトリウム以外にもたくさんあり、人間の体では作ることができません。
なので、食べ物を取りつづけなくてはいけません。
骨などの体の組織を構成したり、体の調子を整えたりとその働きはとても広範囲に及んでいます。
・ 食物繊維
食物繊維は、消化器官の酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総称。
水に溶ける「水溶性食物繊維」と溶けにくい「不溶性食物繊維」の2種類に分類されます。
例えば、水に溶けない「セルロース」「リグニン」や、水に溶ける「ペクチン」「アルギン酸」
また、消化されにくい「デンプン」「デキストリン」「オリゴ糖」など多く腸内環境の改善などに役にたっています。
ま と め
一人暮らしや単身赴任、忙しい人など家庭で食事を摂らない人に「栄養不足」が起きているのが現状です。
例えば、コンビニ弁当ばかり食べている人は、ビタミン不足になりがちです。
外食系のほとんどは日持ちがする揚げ物や肉類が中心です。
なので、できるだけ食物連鎖が始まるものを食べるようにしましょう。
例えば、魚や鶏肉、人参などの野菜です。
また、大人が偏った食事をすることで、その子供も偏食を起こします。
なので、大人(親)がお手本となるような食生活が理想です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもあなたの健康維持に役にたてば嬉しいです。
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