マイコプラズマ肺炎はどんな症状がでるのか?その感染経路と予防法は
マイコプラズマ肺炎を俗称『オリンピック病』とも呼ばれることがあります。
マイコプラズマ肺炎はオリンピックが開催された年に流行ることが多かったから。
今年はリオ・オリンピックが開催されたからかどうかわかりませんが、
病気が流行ることは良いことではありません。
マイコプラズマ肺炎から身を守るために、感染経路の遮断や症状を
事前に知っておけば、マイコプラズマ肺炎の予防になるでしょう。
そこで、マイコプラズマ肺炎の症状と感染するのかどうか?
予防策をこのブログでは書いています。
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マイコプラズマ肺炎はどんな症状がでるのか?
マイコプラズマ肺炎は、細菌よりも小さく、ウイルスよりも大きい微生物です。
ウイルスなら、人の細胞で増殖しますが、マイコプラズマ肺炎は微生物なので、
栄養が有るところならどんなところでも増殖していくのが特徴です。
『マイコプラズマ肺炎の主な症状』
・ 喉がイガイガする、ノドの痛みなど
・ 鼻水・鼻づまり
・ 微熱か高熱
・ 倦怠感
・ 頭痛
などを起こす『呼吸器感染症』です。
発症すると微熱から高い熱になり、続いて咳が出始めます。
風邪によく似た症状のため、咳で検討をつけること位しかできないようです。
風邪と違うのは、コンコンと乾いたような咳がある時は、
マイコプラズマ肺炎を疑ったほうが良いです。
感染から発症するまでの潜伏期間は概ね1~4週間程度で、
秋から冬にかけ流行しやすい傾向にあります。
『マイコプラズマ肺炎の合併症』
マイコプラズマ肺炎にかかると合併症を起こす可能性があります。
・ 無菌性髄膜炎
・ 脳炎など(中枢神経系症状)
・ 発疹・湿疹など(皮膚病変)
・ 肝炎など(肝機能障害)
そのほかにも
・ 黄疸(おうだん)
・ 倦怠感が続く
・ 痙攣(けいれん)
などの症状が現れる場合もあります。
このような症状が出たら、すぐに医療機関やかかりつけの医師の判断を仰いでください。
マイコプラズマ肺炎はどのような感染経路でうつるの?
マイコプラズマ肺炎は、咳やクシャミで病原菌は空気中に撒き散らされ
その空気を吸った人が感染する、空気感染と
手すりやエスカレーターの手すりなどから感染する直接感染があります。
特に近距離で咳やクシャミをしている人の側には近づかないほうが賢明です。
特に家族や友人は、至近距離にいるので注意してください。
発症年齢は、0〜14歳と幅が広く、その中でも0〜4歳が最も多く
次いで5〜9歳、10〜14歳の順に多くなっています。
大人だからと言って安心しないでください。
大人でも20〜39歳の人が多くかかる病気になっています。
保育所や幼稚園、学校や会社などの集団生活をしている人が感染しやすい年齢ですね。
風邪などでもそうですが、小学校や中学校で大流行する確率が高いので、
マイコプラズマ肺炎も同じだと思っておいたほうが良いでしょう。
大人の場合、何度かかかることで免疫力がつきますが、それは長くは続きません。
なので、周りで咳やクシャミをしている人がいたら、自ら予防策をとることをお勧めします。
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マイコプラズマ肺炎にかからないための予防策
マイコプラズマ肺炎にかからないために日頃から予防することが大切です。
特に流行の兆しがあるような場合、
・ 人混みを避けること
・ 十分な睡眠(22時〜2時のゴールデンタイムは完全睡眠)
・ 栄養補給
・ うがい
・ 手洗い
・ 外出時のマスク
・ 鼻うがい
鼻うがいとは、鼻の奥に溜まったウミ(鼻水らしきもの)を
根こそぎ出してくれる方法です。
私は毎日これを ↓ を使って、ドロ〜としたものを沢山だしています。
おかげで風邪や花粉症に悩むことがなくなりました。
鼻や口に手を添えて咳やクシャミをしてしまうと、
手に付いた細菌が「手すりなど」から感染する可能性があるので、
感染を広げない意味で、咳やクシャミをする時は、ハンカチなどを使って
拡散させないようにしましょう。
学校でマイコプラズマ肺炎は流行った場合、学級閉鎖などの処置をことも考えられます。
その時は、学校の指示に従ってください。
マイコプラズマ肺炎は、誰でもかかる可能性がある病気です。
インフルエンザウイルスワクチンのような事前に予防することができないので、
日頃から健康でいることが一番の予防策になります。
つまり、適度な運動、バランスの良い栄養、十分な睡眠、
そしてストレスを溜めないこと、です!
ま と め
マイコプラズマ肺炎に関する、「症状・感染ルート・予防法」をお伝えしてきました。
マイコプラズマ肺炎に限ったことではありませんが、
誰も好きで病気になる人はいないです。
しかし、疲労が蓄積しストレスが溜まっていると、免疫力は低下します。
免疫力が低下している時ほど、睡眠時間をたっぷりとり、栄養バランスの良い食事をするだけで
マイコプラズマ肺炎にならずに済むはずです。
もし、風邪かな?と思ったら、早めに医療機関や医師の判断を仰いでくださいね。
健康が一番です。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたの健康維持に少しでも役に立てば嬉しいです。
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