ジャンクフードが健康に悪く被害が出てしまう意味とは
ジャンクフードは美味しいですよね。
そして、安く手軽に買えるためお昼ご飯にジャンクフードだけで済ますこともありませんか?
一般的にはジャンクフードは悪、と思われています。
しかし、ジャンクフードを食べ続けることで健康被害にまで及ぶとしたら・・・。
どんなものがジャンクフードなのか?そして健康被害を起こすジャンクフードの謎に迫る!
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ジャンクフードの本当の意味とは「死の食事」
ジャンクフード(英: junk food)とは、高カロリー、高塩分で栄養素はほとんど含まれていない食品です。
ポテトチップスなどのスナック菓子やハンバーガー、コーラなど食品添加物で味付けされている「食品のがらくた」です。
つまり、お口は満たされても、生きていくための栄養素が全く入っていないのがジャンクフードなのです。
ある統計結果
「どうしてもやめられない“ジャンクフード”トップ10」
1:ピザ
2:チョコレート
3:ポテトチップス
4:クッキー
5:アイスクリーム
6:ポテトフライ
7:チーズバーガー
8:炭酸飲料
9:ケーキ
10:チーズ
『ハンバーガーの栄養成分』
「ダブルチーズバーガー・・・製品重量:178g」
・ エネルギー・・・・・・・463 kcal
・ タンパク質・・・・・・・27.4 g
・ 脂質・・・・・・・・・・25.2 g
・ 炭水化物・・・・・・・・31.6 g
・ ナトリウム・・・・・・・1493 mg
・ カリウム・・・・・・・・388 mg
・ カルシウム・・・・・・・216 mg
・ リン・・・・・・・・・・332 mg
・ 鉄・・・・・・・・・・・1.9 mg
・ コレステロール・・・・・80
・ 食物繊維・・・・・・・・2.0
・ 食塩相当量・・・・・・・3.8
ちなみに「精製白米」の栄養成分は
「精製白米・・・・100 g あたり」
・ カロリー・・・・・・・356 kcal
・ 脂質・・・・・・・・・0.9 g
・ ナトリウム・・・・・・1 mg
・ カリウム・・・・・・・88 mg
・ カルシウム・・・・・・5 mg
・ 炭水化物・・・・・・・77 g
・ タンパク質・・・・・・6 g
・ 鉄・・・・・・・・・・0.8 mg
「ご飯は炭水化物で太る!」と良くいわれています。
しかし、ご飯を食べて病気になった例はあまり聞きません。
それに比べ、ジャンクフードを食べ続けることで「肥満」「糖尿病」のリスクは高くなってしまいます。
なぜ、ジャンクフードは体に悪いのか?
それを検証していきましょう。
ジャンクフードが健康に被害を及ぼす理由とは?
ジャンクフードが確実に体に悪影響を及ぼす、それも怠け者病として・・・。
一般的にジャンクフードはカロリーが高く、塩分が多く味付けは濃い目です。
『チーズバーガーの栄養成分』VS 『精製白米の栄養成分』
・ エネルギー:463 kcal ・ カロリー:356kcal
・ タンパク質:27.4 g ・ タンパク質:6 g
・ 脂質:25.2 g ・ 脂質:0.9 g
・ 炭水化物:31.6 g ・ 炭水化物:77 g
・ ナトリウム:1493 mg ・ ナトリウム:1 mg
・ カリウム:388 mg ・ カリウム:88 mg
・ カルシウム:216mg ・ カルシウム:5 mg
ジャンクフードを食べ続けているといとも簡単に太ってしまいます。
それもそのはず、タンパク質が「米の4.6倍」脂質が「米の28倍」もあるのです。
「タンパク質の過剰摂取の弊害」
厚生労働省が推奨している1日あたりの平均必要量は、「成人男性で50グラム、 成人女性で40グラム」です。
体を作るのに必要なタンパク質ですが、過剰摂取することで健康被害が起きます。
タンパク質を過剰摂取すると尿となって排泄されます。
排出作用を促しているのが腎臓です。
また、タンパク質を多量に摂取すると、カルシウムも排出されてしまいます。
そのため、カルシウムが不足し骨が弱くなったり、骨粗鬆症になるリスクがあります。
「脂質の過剰摂取の弊害」
脂質には体でつくることができない必須脂肪酸が含まれていて、細胞膜の成分やホルモンの材料などになります。
厚生労働省が推奨している1日あたりの平均必要量は「成人男性・女性とも20〜30%」です。
これは、1日に必要なエネルギーの約20~30%を目安に摂ると言うことになります。
例えば、1日必要なエネルギーが2,000kcalとしたら、脂質はおよそ55gになります。
「高塩分(ナトリウム)の過剰摂取の弊害」
厚生労働省が推奨している1日あたりの平均必要量は、「2010年版・成人男性で9g未満、女性で7.5g未満」です。
精製白米に比べ、ハンバーガーはなんと!1493倍ものナトリウムが含まれています。
これは塩分量にすると、3.8gに相当します。
ナトリウムの作用は「神経の安定」「pH値のバランスをとる」「体内水分量の調整」です。
ナトリウムの過剰摂取は、むくみや高血圧のリスクが高くなります。
※「食塩相当量(塩分量)に変換する公式」
ナトリウム量(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)
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ジャンクフードのなにが悪いのか?どのような健康被害が出てしまう
ジャンクフードはやる気を無くす
ジャンクフードを食べ続けることで
・ 気持ちの浮き沈みが激しくなる(うつ病症状)
・ いくら寝ても疲れが取れない(慢性疲労)
・ 肌がギドギド脂ぎってくる(水分不足)
・ 集中できない
・ イライラ
・ 忍耐力の低下
・ 髪が脂ぎる(抜け毛、ハゲ)
・ 尿路結石のリスク
・ 動脈硬化
・ 脂質異常症
・ 性欲減退
・ 肝臓の炎症
ジャンクフードは、人間に必要なエネルギーや気分を安定させるために必要な栄養素の摂取を
じゃまするため様々な症状が発症します。
また、ジャンクフードの食べ過ぎで体脂肪が増えた場合、1〜3%の体脂肪を落とすには1ヶ月かかると言うことです。
例えば、ジャンクフードの栄養成分のカリウムを大量にとることで神経伝達が悪くなってしまいます。
体の動きは全て自律神経が行っています。
その伝達が悪くなることで、うまく動けなくなる、自律神経のバランスが悪くなる、などが起き精神的な病気になってしまいます。
ま と め
ジャンクフードを食べることが悪いことではありません。
たまに手抜きして外食する時にジャンクフードはとても便利です。
ジャンクフードは高カロリーで高塩分、脂質が多いので野菜などを加えることで栄養バランスが良くなります。
だからと言って毎日、ジャンクフードばかり食べていたのでは病気になってしまいます。
つまり、栄養バランスをとることが大切なのです。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもあなたの健康維持に役にたてば嬉しいです。
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