喫煙の影響は口臭以外に肺や呼吸器系、血管にまで及ぶ
喫煙が与える影響は、身体を蝕むだけではありません。
肺にこびりついたタールが悪臭出すことで、息が臭く口臭の原因にもなります。
また、喫煙することで血管を弱くしその影響が様々な部位に及びます。
しかし、あなたが知らない喫煙の影響がまだあったのです。
ガンなど以上に恐ろしい病気を引き起こすのが、喫煙の影響です。
喫煙が身体にどんな影響を与えるのか、詳しく見ていきましょう!
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喫煙の影響はタバコの有害物質
まず、喫煙が与える身体の影響を見ていきましょう。
『タバコに含まれる成分』
タバコの煙には、約4000種類の化学物質が含まれています。
その中の200種類以上は毒物と言われ、発ガン物質が現在、わかっているもので約50種類以上が確認されています。
「主な有害物質(毒物)」
・ ニコチン・・・・即効性高く、毒性は青酸カリの倍以上(半数致死量は人で0.5mg~1.0mg/kg)
・ ヒ素・・・・・・ニンニク臭・毒性が強いため、農薬、木材防腐に使用される
・ カドミウム・・・体内に蓄積し約30年間残留する
・ トルエン・・・・麻酔作用がある毒性が強く、日本では毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている
・ アンモニア・・・神経毒性があり、悪臭防止法に基づく特定悪臭物質の1つに指定される他、毒物および劇物取締法の劇物にも指定されています。
「主な発ガン性物質」
・ タール
・ ベンゾピレン
・ ニッケル
・ ベンゼン
喫煙は神経系にまで悪影響を与える
喫煙することで循環器に悪い影響を与えます。
これは、体に対しての影響ですが、ニコチンは交感神経系を刺激し、血圧を上げ脈拍が増加します。
また、血液中の一酸化炭素濃度が高くなることで、血液が酸欠状態になります。
『喫煙の精神への悪影響』
1:ストレス上昇
ストレス解消にタバコを吸う!
この習慣が逆に精神へ重度のストレスをかけていることになるのです。
禁煙したいけど、禁断症状に耐え切れずまた吸ってしまう。
それは、タバコ依存が禁煙でストレスになり、禁煙することが難しくなる原因です。
2:精神神経系にダメージを与える
ニコチンは、交感神経を刺激することで、常にストレスがかかっている状態になります。
・ 交感神経・・・運動している、緊張している、ストレスを受けている時に優位になる
・ 副交感神経・・睡眠中、リラックスしている時に優位になる
つまり、タバコを吸うことで体と神経は常に緊張させられている、ということです。
3:不眠症や精神疾患
睡眠は本来、副交感神経が優位になることで眠りに入ることができます。
しかし、ニコチンの作用でストレスを与えられているため、眠くならない。
睡眠障害を越すことで、ウツ病などの精神疾患のリスクが高くなります。
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喫煙で口臭がきつくなる原因とは
喫煙することで口の中、粘膜から効率よく体に吸収されます。
吸収されたニコチンが全身を循環するスピードは50~60 秒です。
その結果、全身の血管を細くし、動脈硬化の原因になると言われています。
口が臭くなる原因は、ヒ素を含んでいてこれはニンニク臭と同じ匂いだからです。
また、タバコに含まれるタールが舌に残るため、悪臭を放ちます。
その他に
・ 血圧を上げる
・ 悪玉コレステロ-ルを増やし、動脈硬化を進めす
・ 胃のムカつきの原因にもなり、 胃潰瘍、十二指腸潰瘍のリスクが高まる
・ 慢性気管支炎や気管支喘息が誘発されます
・ 血流が減ることで、しわ・シミの原因
・ 老化が早くなるが増えて、肌の老化が早くなります。
「心臓への悪影響」
血管を細くするため、心臓は血圧を上げるために常にフル稼働します。
その結果、心筋梗塞の原因になります。
「脳血管への悪影響」
血管を細くすることで、脳に必要な血流を保持することが難しくなります。
また、新鮮は酸素を供給することも難しくなり、脳卒中の原因にもなります。
「発癌への悪影響」
タバコは発癌物質が大量に含んでいるため、直接タバコの煙の被害を受ける「呼吸器系」「消化器系」にガンが発症しやすくなります。
「糖尿病への悪影響」
タバコの有害物質が原因で新陳代謝が悪くなり糖尿病のリスクが高くなります。
「精神への悪影響」
タバコを吸うことで、常にストレスを与えている状態となり、精神神経が休める状態になりません。
つまり、常にアドレナリンが出ている状態になるということです。
ま と め
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもあなたの健康維持に役にたてば嬉しいです。
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