納豆の栄養効果が期待できるのはひきわりでも同じ?
納豆は、朝食にもランチにも、夕食にも手軽に食べれる健康食品です。
意外にひきわり納豆と普通の納豆の栄養の違い知っていますか?
健康に美容に、そして病気の予防にダイエット効果も期待できるおそるべし納豆パワー!
納豆の知られざる秘密を紹介しましょう。
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納豆の栄養成分と効果・効能
いまさらですが、『大豆を納豆菌で発酵させた日本伝統の発酵食品』です。
「納豆100gあたりの栄養価」
・ エネルギー・・・212 kcal
・ 炭水化物・・・・14.36 g
・ 糖分・・・・・・4.89 g
・ 食物繊維・・・・5.4 g
・ 脂肪・・・・・・11 g
・ タンパク質
・ ビタミン類
・ ミネラル
納豆が健康や美肌、病気の予防になると言われるのは、栄養素がバランスよく、それも豊富に入っているからです。
納豆の原料、大豆は「畑のお肉」と言われるほど、植物性タンパク質が非常に多いのですが、コレステロールは全く入っていないのです。
また、大豆のアミノ酸スコアが100点で、牛乳や卵と同じように良質なタンパク質です。
※ アミノ酸スコアは、食品中の必須アミノ酸の含有比率を評価するための数値である。
特定の食品に対し、窒素1gあたりに占める必須アミノ酸が
基準値と比較してどれだけ含有されているかを評価するものである (Wikipediaより引用)
納豆のタンパク質はカラダの主成分となる栄養素で、筋肉や髪、皮膚、爪などを作っています。
納豆の栄養効果を一挙公開!
納豆のおそるべしパワーを一挙公開!
「ビタミンB2」・・・細胞の再生、成長を促進
脂質の代謝を促進するため、特にダイエット中はしっかり摂りたい栄養素です
不足すると、口内炎、口角炎、目の充血、角膜炎などを起こします。
ビタミンB2は、摂りすぎても尿と一緒に排出されます。
ビタミンE」・・・酸化防止
抗酸化作用で血行を良くし、脂質の酸化を防ぎます。
生活習慣病予防や老化防止に役に立ちます。
「ビタミンK」・・・血液凝固・骨の再生
ビタミンKには、血液を固める作用があり、
・ 血を止める
・ 骨を丈夫にする
・ 動脈の石灰化を防止
また、骨粗しょう症の治療薬としても使われています。
「カリウム」・・・細胞の正常化、血圧の調整
カリウムの効果は
・ 血圧を低くする(降圧作用)
・ 脳卒中の予防
・ 骨密度の増加
「リノール酸」・・・保湿や抗炎症作用
リノール酸は、身体の中で合成することができない必須脂肪酸で食品から摂取しなければなりません。
リノール酸には、
・ 肌の保湿
・ 抗炎症作用
・ アンチエイジング効果
「イソフラボン」・・・エストロゲン様作用・抗酸化作用
イソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあることから
・ 骨粗鬆症の予防
・ 更年期障害(ゆらぎ)の解消予防
・ 皮膚の新陳代謝を促す
・ 女性らしい身体をつくる
「セレン」・・・抗酸化作用
・ 精子を作る
・ ガン予防
「ナットウキナーゼ酵素類」・・・血液サラサラ効果
納豆菌がつくり出す酵素で、血栓を溶かす作用をします。
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」の効果は8時間なので、夕食に納豆を食べると朝まで効果が続きます。
「ムチン質」・・・粘膜の保護・抗酸化作用
納豆特有のネバネバがムチン質です。
・ 便秘改善
・ スタミナ増強
・ 肝臓・腎臓機能向上
・ 胃炎や胃潰瘍予防
・ 免疫力を高める
・ 疲労回復
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ひきわり納豆とつぶ納豆の栄養は違うのか?
納豆には、「ツブタイプ」と「ひきわりタイプ」があるのはご存知ですね。
粒タイプは、大豆をまるごと煮、それに納豆菌を加え発酵させたものです。
ひきわりタイプは、最初に大豆を砕いてから納豆菌を加え発酵させたものです。
どちらも栄養成分的には違いはありませんが、「ビタミンB」「ビタミンE」「カルシウム」「鉄分」「カリウム」など多少の違いはあります。
ひきわりタイプは「ビタミンK」を豊富に含んでいます。
ひきわりタイプの方が表面積が大きい分、ネバネバ成分も多く含んでいます。
そして、発酵加減も違ってきますので、食感や味は微妙に違います。
ひきわりタイプの納豆は、粒が小さいので子供の口にぴったりです。
また、子供の大人も大好きな寿司ネタに使うのも良いかもしれません。
家族団らんで手巻き寿司にひきわり納豆を使うのがオススメです。
それに「納豆を100回マゼマゼしたら良い」と言う都市伝説がありますが、栄養や効果・効能は変わりません。
しかし、良く混ぜることで「旨みが増したり」「食感が滑らか」になるのが事実です。
どれほど混ぜたら美味しく食べられるのか?
何度も挑戦してみる価値はありそうですね。
ま と め
納豆のおそるべし効果、いかかでしたか?
アミノ酸スコアが100点は、そばと同じで健康に効果が期待できるのもうなずけます。
健康効果やダイエット効果がある納豆でも、リスクはあります。
納豆成分の「セレン」は抗酸化作用がありますが、過剰に食べることで
深刻な中毒症状(脱毛・嘔吐・肝機能不全等)が発症するリスクが高まります。
この症状がでるのは、1日に納豆を5個以上食べれば、です。
なので、1日に1個とかでしたら、食べ過ぎになりません。
しかし、どんな食品でもそうですが食べ過ぎは病気になることもあります。
腹八分目ですね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもあなたの健康維持に役にたてば嬉しいです。
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