海苔の栄養成分ミネラルが健康に効果・効能があるのは本当なのか?
海苔はミネラルなどの栄養が豊富で、古くは江戸時代からある日本人が好む食品です。
朝食やお弁当に必ず使う海苔ですが、その健康効果はとてもパワフルなのです。
ビタミンやミネラルを始め、女性に必要な鉄分も多く含んでいる海苔の効能を知っていますか?
意外に海苔は、たんぱく質も多く疲労回復効果もあるのです。
しかし、多くの人は海苔がパワフルな食品だと思っていないのです。
そこで、海苔を徹底解剖していきたいと思います。
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海苔の栄養素と成分を詳しく解説
海苔に含まれる栄養素はとても幅は広く、バランスが良い食品です。
『焼きのり:100gあたりの栄養価』
・ エネルギー・・・・・188 kcal
・ 炭水化物・・・・・・44.3 g
・ 食物繊維・・・・・・36.0 g
・ タンパク質・・・・・41.4 g
・ ビタミン
・・・ビタミンA相当量・・・2300 μg
・・・β-カロテン・・・・・25000 μg
・ チアミン (B1)・・・・0.69 mg
・ リボフラビン (B2)・・2.33 mg
・ ナイアシン (B3)・・・11.7 mg
・ パントテン酸 (B5)・・1.18 mg
・ 葉酸 (B9)・・・・・・1900 μg
・ ビタミンB12・・・・・57.6 μg
・ ビタミンC・・・・・・210 mg
・ ビタミンE・・・・・・4.6 mg
・ ビタミンK・・・・・・390 μg
・ ミネラル
・・・カルシウム・・・・・280 mg
・ 鉄分・・・・・・・・・11.4 mg
・ マグネシウム・・・・・300 mg
・ リン・・・・・・・・・700 mg
・ カリウム・・・・・・・2400 mg
・ ナトリウム・・・・・・530 mg
・ 亜鉛・・・・・・・・・3.6 mg
海苔の約3分の1は食物繊維です。
野菜の食物繊維とは違い柔らかいので、胃腸を傷つけることなく腸の動きを整えてくれます。
次に、もっと詳しく海苔の効果・効能を見ていきましょう!
海苔の健康効果・効能
海苔はビタミン類やミネラルが豊富に含んでいるので、昔から「一日二枚で医者いらず」と言われているのです。
つまり、医者も驚くほどの効果があるということです。
『ビタミンA』
・ 発育の促進
・ お肌の健康維持(美肌をつくる)
・ 風邪の予防効果
・ 視力低下の予防
『β-カロテン』
・ 夜盲症の予防
・ 黄斑変性症の予防
・ 美肌効果
・ ガンの予防
『リボフラビン (B2)』
・ 脂肪・炭水化物および蛋白質の代謝
・ 赤血球をつくる
・ 皮膚や爪、頭髪をつくる
・ 白内障の予防
・ 眼の充血・乾燥・かゆみ(ドライアイ)を改善
・ 眼精疲労の改善
『葉酸 (B9)』
・ 胎児の神経管閉鎖障害の予防
・ 成長促進
・ 貧血の予防
・ 動脈硬化の予防
・ 脳機能の改善
『ビタミンB12』
身体のすべての細胞の代謝に使われる重要な栄養素です。
・ 貧血の予防
・ 神経系を正常にする
・ 眠りやすくする
『ビタミンC』
強い抗酸化作用を持つ栄養素で皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
・ 老化(加齢)や病気の予防
・ 美白・美肌をつくる
・ 免疫力を高める
・ 疲労回復、ストレスの改善
・ 白内障予防
・ 貧血の予防
『ビタミンK』
・ 血液凝固を促進させ素早く止血させる
・ 骨の健康維持
・ 貧血の予防
『リン』
・ 骨や歯の健康維持
・ エネルギーを蓄える
・ 神経や筋肉の健康維持
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海苔の栄養成分を100%発揮させる保存方法
海苔は湿気を嫌います。
どんなに高価な海苔でも一度湿気ってしまうと「パリパリ感」「風味」を失ってしまいます。
『海苔をおいしく保存する方法』
・ 濡れた手で触らない
濡れた手で触った海苔は使ってしまう。
海苔を一度に取って、残った分を容器に戻すと、他の海苔が湿気を吸ってしまいくっついてしまいます。
なので、使う分を小分けにできるように小分け用の「ビン」や「カン」を準備しましょう。
・ 乾燥した状態を保つ
密閉容器には必ず乾燥剤を入れるようにします。
そして、湿度がなく温度が高くない「冷暗所」や「冷蔵庫」に保存します。
・ 外気に慣らしてから蓋をあける
冷暗所や冷蔵庫に保管することで外気とカンの温度・湿度の差が生まれます。
この温度差をなくすことでパリパリ感のある海苔が食べることができます。
なので、容器が外気に馴染んでから開封します。
海苔が湿気を吸うのは、海苔に含まれている塩分の吸湿性からくるものです。
外気にそのまま放置しておくと湿気て赤く変色してしまいます。
『海苔の佃煮の作り方』
一度湿気った海苔は、パリパリに戻すことはできません。
捨ててしまうのはもったいないので、海苔の佃煮にして熱々ご飯にのせて食べましょう。
海苔の佃煮にするのはとっても簡単です。
「材料」
・ 海苔・・・・適量
・ 醤油・・・・適量
・ みりん・・・適量
・ しょうが汁・・少々
・ 砂糖・・・・適量
・ 塩・・・・・適量
「作り方」
ステップ1:湿気った海苔を一度火であぶり、できるだけ細かくし揉んでほぐします。
ステップ2:鍋に醤油、みりん、しょうが汁を入れてひと煮立ちさせます。
ステップ3:ステップ2に細かく揉みほぐした海苔をいれ、弱火で煮汁がなくなるまで煮ます。
ステップ4:お好みで砂糖・塩を加えてください。
全て「適量」としたのは、湿気った海苔がどれくらいの量あるのか?
これはあなたの家庭によってまちまちだと思ったからです。
なので、あなたの好みと余った海苔の量で材料は調整してくださいね。
ま と め
実は、海苔がこれほどパワフルは食材だと思っていませんでした。
しかし、調べれば調べるほと栄養バランスが良く、健康効果もかなり期待できる食品だったのです。
海苔を使った料理で思いつのは、おにぎりや磯辺巻き、海苔の佃煮、手巻き寿司など手軽に食べれるものばかりです。
子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで誰でも好き・嫌いがない海苔で健康になりましょう。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもあなたの健康維持に役にたてば嬉しいです。
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