サラダ油・キャノーラ油とは原料が危険なのか?
サラダ油が特価の時、まとめ買いする人をたまに見かけます。
大量にまとめ買いしたサラダ油、本当に健康に良いの?といつも疑問に思ってしまいます。
大量生産される安いサラダ油の原料はなにか、知っていましたか?
健康に良いとコマーシャルをやっているから安心、安全なのでしょうか。
ただ一概にサラダ油は危険と言うわけではありません。
では、どんなサラダ油を使えば良いのか。
健康に効果があるサラダ油は本当にあるのか?を徹底検証してみました。
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サラダ油とはどんな原料から作られているのか?
あなたの家庭にも必ずあるサラダ油の原料は何か知っていますか?
『食用油の原料』
「大豆油・・・サラダ油」
大豆油(だいずゆ)は、大豆の種子を絞ったもので、日本での消費量の約4割を占めています。
「菜の花の種子・・・キャノーラ油」
菜の花の種からからとったキャノーラ油は、ドレッシングや炒め物、揚げ物、マーガリンやショートニングにも使われています。
「べに花の種・・・サフラワー油
ベニバナの種子からとったサフラワー油は、天ぷらやフライがカラッと揚がります。
サフラワー油に含まれるオレイン酸は、熱に強く、酸化しにくいオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)が豊富に含まれています。
また、製品によってはリノール酸が多い種類もあります。
「コーン油」
トウモロコシの胚芽を原料としたコーン油は、揚げ物や炒め物、マーガリンやスナック菓子の製造に使われます。
「綿実油(めんじつゆ)」
綿の実からワタを取った後の綿花の種子を絞った油です。
まろやかな風味が特長で食用油の他、マーガリンやマヨネーズの原料にも使われサラダ油の王様とも呼ばれています。
「ごま油」
ゴマ(胡麻)の種子を絞ったごま油(ごまあぶら、ごまゆ、胡麻油)は、焙煎してからしぼるので、香ばしい風味が特徴です。
活性酸素の抑制が期待できる成分が入っています。
「オリーブオイル」
オリーブの果実から取れるオリーブオイルは、精製工程がないため特有の香りが特長です。
また、オリーブオイルはオレイン酸が75%占めているので酸化しにくく、ビタミンEやポリフェノールが含まれています。
「やし油」
ココナッツオイルのことを「やし油」と呼び、ココヤシ果実(ココナッツ)の種子内部の胚乳から抽出精製したものです。
マーガリンやショートニングなど食用油の他にシャンプーの原料にも使われています。
「パーム油」
アブラヤシの果実から取れるパーム油は、食用油として使用する他に、石鹸の原料としても使われています。
「ひまわり油・・・サンフラワー油」
ひまわりの種子をしぼったものがサンフラワー油と呼ばれ、食用油として使われます。
サンフラワー油(ひまわり油)の脂肪酸の約70%がリノール酸で、コレステロール値を下げる効果があると言われています。
「こめ油」
米糠をしぼったものがこめ油で、高温に強く酸化しにくいため繰り返し使うことができます。
「グレープシードオイル」
ブドウの種子をしぼったものがグレープシードオイルで、淡黄・淡緑のリノール酸を多く含む油です。
サラダ油やキャノーラ油が死の油と呼ばれる理由
サラダ油は危険だと言われていますが、なぜ危険なのか知っていましたか?
『1:製法の違い』
「安いサラダ油・キャノーラ油」
大豆のように油分が少ない原料は、圧搾しただけでは油が採取できないので、溶剤抽出で油をとります。
この溶剤抽出法が実は危険がいっぱいなのです。
大豆から取れる「サラダ油」や菜の花から取れる「キャノーラ油」は、ヘキサンなどの溶媒に溶かして抽出し、
その後の工程でヘキサン等の溶媒を蒸発させ残った油を、食用油として利用します。
この溶剤抽出法を行うことで、原料の99%を油として取り出すことができます。
そして、作られた油は何度も「高温(200度以上)」「蒸発」「精製」「脱臭」を繰り返すので、
ビタミンやミネラルはありません。
それに、脂肪酸が「トランス脂肪酸」に変化してしまいますし、製造段階で既に酸化・劣化しています。
「高価なオリーブ油やごま油」
高価なオリーブ油やごま油は、「低温圧搾法」と言う方法で油にします。
この低温圧搾法は、ゆっくり時間をかけ圧力を加えることで、摩擦熱の発生を抑えることができます。
そして原材料の栄養素やビタミン、ミネラルなどの栄養素を壊すことなく作られるので独特の風味もあり、栄養価も高くなります。
しかし、一度のしぼれる量が限られてくるのと残りカスに油が残ってしまうので高価なオイルになってしまうのです。
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サラダ油・キャノーラ油はトランス脂肪酸の元
『危険なサラダ油』
精製過程でサラダ油やキャノーラ油は「トランス脂肪酸」に変化しているのです。
トランス脂肪酸=”狂った脂肪酸”は
細胞の細胞膜の中に入ることで細胞膜や細胞の働きを狂わせる働きをします。
またビタミンなどの貴重な栄養素にも影響を与えます。
トランス脂肪酸が
・ ガン
・ 心臓病
・ 悪玉コレステロールを増やす
・ 善玉コレステロールを減らす
・ 動脈硬化
・ メタボリックシンドローム
・ 糖尿病
「大変危険な安いサラダ油・キャノーラ油」
安売りで出てる「サラダ油・キャノーラ油」の溶剤抽出法では、何度も高温で精製されるため「ヒドロキシノネナール」という毒物の成分が増加します。
このヒドロキシノネナールが脳神経細胞を破壊していると言われています。
認知症やガン・うつ病の原因の1つサラダ油も含まれているのではないかと言われています。
また、サラダ油やキャノーラ油の精製で発生するヒドロキシノネナールですが、恐ろしいことに何度も繰り返し使うことで発生するのです。
なので、スーパーやコンビニなどで売られている「お惣菜」や「揚げ物」は病気を引き起こす原因になっているのです。
『キャノーラ油とサラダ油の違い』
キャノーラ油はJAS規格で決まっている油なのでサラダ油と同じ仲間です。
つまり、サラダ油の中のひとつにキャノーラ油があるということです。
そして、どちらも同じ植物性の油なので、成分はほとんど同じです。
ま と め
サラダ油の危険性は色々言われています。
このように原料や精製過程の違いで、健康に効果がある食用油はどれかがおわかり頂いたと思います。
安い買い物が長い目で見ると、「不健康」にされていたのです。
そして、外食で油ものが多いのも注意が必要です。
どれくらいの期間再使用されている食用油なのか?
毎回、取り替えるのは考えにくいと思うので、揚げ物、天ぷらなどは自宅で手作りが良いです。
そして、高価な食用油でも長い目でみたら「病気にならない=治療費がかからない」と言うことにつながります。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもあなたの健康維持に役にたてば嬉しいです。
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