車や軽自動車の寿命は何年で決まるのか、走行距離で判断するのか
車の寿命は以前なら「タイミングベルト」を交換するあたり、が1つの目安になっていました。
これはあくまでも目安なので、車の寿命を考えた時、エンジンとボディーで分けて考える必要があります。
例えば、小まめにエンジンオイルを交換していれば、今の車はそれこそ10万キロは安心して乗れます。
しかし、車のボディーが錆びて穴がボコボコと開いてしまっていては、車検は通りません。
では、車の寿命はどのようにして見ることができるのか?
軽自動車の寿命は走行距離で見たら良いのか、経過年数で見たら良いのか?
じっくりと車の寿命について説明していきますね。
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車の寿命を決める判断基準とは?
クルマの寿命を考えた時、その定義はとても難しいのです。
家族が安全に安心して長距離ドライブすることができるのか?
それとも、メンテナンスや部品交換をしながらでもそのクルマを乗りたいのか?
クルマ業界で言われているのは、『交換部品が無くなったら寿命』です。
(メカニック経験者です、エヘン)
公道を走るには、車検と呼ばれる検査を受けないと走れません。
もし、メーカーに交換部品の在庫が無くなってしまえば、そのクルマを修理することができません。
「公道を走ることができなくなった=寿命」ということになります。
オールドカーやクラッシックカーがこの部類に入るでしょう。
希少なクルマを保管し、たまにエンジンをかけて楽しむ。
しかし、あなたが疑問に思っているのは、何時まで、安心して乗ることができるの?
と、いうことだと思います。
一般的言われているは、7〜8年、走行距離なら9万キロ前後でしょう。
この微妙な年数と走行距離は、これを越えたら高い確率で「交換部品が増える」と思ってもらって結構です。
乗用車(ヴィッツやアルファードなど)の場合、
3回目の車検時期にぶつかるあたりで代替えも視野にいれ考えたほうが良いでしょう。
軽自動車の寿命は何年か知っていましたか?
軽自動車は普通車に比べ、エンジンの回転数が高くなる傾向になっています。
例えば、子供と大人では歩幅が全く違いますね。
大人の1歩が子供にしてみたら3歩になるかもしれません。
つまり、同じ距離を歩くと、子供は大人の3倍、多く歩くことになります。
当然、疲れますよね。
軽自動車も同じです。
2000ccのクルマと同じスピードで走るには、エンジンを沢山回すことになります。
それだけ、エンジンに負担がかかってしまいます。
昔の軽自動車は、普通車の80%位が寿命と言われていました。
最近の軽自動車なら10万キロを超えても不安になることはありません。
それより心配いなのが・・・。
ボディーの錆び、腐れです。
特に雪国で使っているクルマは、下回りが錆びでボロボロになっているケースが多いです。
これは「融雪剤」の悪影響です。
融雪剤は塩化カルシウムが使われているため、鉄で作られているクルマの下回りはあっという間に錆びてしまいます。
外見はまだまだ乗れそう!と思っていても下回りに錆びが原因で穴が開いてしまっては、車検は通りません。
軽自動車はコストや重量を抑えるために鉄板の厚さを薄くするため、普通車に比べ寿命が短くなりがちです。
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クルマの寿命を延ばす一番良い方法とは
クルマの寿命は「エンジン」と「ボディー」で区別しなくてはいけません。
長く乗るためには、健康診断や予防は絶対に必要です。
あなたも年に1度は「健康診断」を受けていると思います。
これは、予防とチェックのためですね。
クルマも同じで、診断と予防を受けていれば寿命は結構延びます。
タクシーは1年でどれくらい走るか知っていますか?
月に1万〜1.5千キロ、年間12〜18万キロほど走ります。
あなたが10年かけて走る距離をたった1年間で走ってしまうのです。
この間必ずすることは「オイル交換」「ボディー洗浄」です。
つまり、エンジンはオイル交換が寿命を延ばし、毎日洗車することでボディーを錆びから防ぐことができるのです。
エンジンオイル交換はオイルの種類にもよりますが、3000〜5000kmで交換。
オイル交換2回でオイルフィルターを交換。
この時安いオイルは避けたほうがいいでしょう。
なぜなら、安いオイルはエンジンを守る「添加剤」が少ないか全く入っていないからです。
平均的金額を選べは問題ありません。
「ボディーの錆び」は、雪道や海岸、砂浜を走行した後は必ず、高圧洗車機で下回りを洗い流すことです。
この他には、下回りのコーティング(錆び止め)を施工するのも効果的です。
ま と め
一般に言われている10万キロでクルマを買い替えする。
これは、10万キロでタイミング・ベルトを交換するからお金がかかる。
新車で購入し、10年間も同じクルマに乗っていると飽きる。
だから買い替えの理由が欲しく、「もう乗れない」になっているように思います。
実際、10年10万キロ走ったクルマは輸出され海外でそれこそ30万キロ乗ることだってあったりします。
日本の中古車は海外では人気があるのも、まだまだ乗れるクルマだからです。
やっぱり、「飽きた」が一番多いように感じます。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでもあなたの快適カーライルに役にたてば嬉しいです。
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